NASA HUNCHプログラムはEnidine防振コンポーネントを採用

NASA HUNCHプログラムはEnidine防振コンポーネントを採用

NASAのHUNCHプログラム(高校生がNASAと協力してハードウェアを製作)は、学生が宇宙飛行士のためのトレーニングハードウェアを設計、構築する小規模プログラムとして2003年に開始されました。

NASA’のHUNCHプログラム (“校生 NASAと協力して ード ウェアを 作”) は、学生が宇宙飛行士のためのトレーニングハードウェアを設計、構築する小規模プログラムとして2003年に開始されました。14年後、このプログラムは全国的に拡大しました。これは、学生が実際の宇宙飛行ミッションのための単一荷積みロッカーを構築する最初の年です。


通常、NASA の契約は、ボーイングやロッキードのような企業に与えられますが、このケースではNASAから承認されたHUNCHプログラムを通じて学生によって作業を完了させました。学生はNASA HUNCHの請負業者とみなされ、このことは彼ら自身の履歴書に素晴らしい輝きをもたらします。

この特定のプログラムでは、学生は国際宇宙ステーションにペイロードを配送するために使用される単一荷積みロッカーを製作します。  このプログラムに参加する学生達は、荷積みロッカーを構成するハードウェアの機械加工と構築を行います。最初に成功したロッカーは、2017年2月23日木曜日にSpaceX 10ドラゴン貨物船で国際宇宙ステーションに配送されました。学生は、このプログラムのために2017年を通じて15台の追加のロッカーの配送を継続する予定です。

メリーランド州のグレネルグ高校のチームの1つは、国際宇宙ステーションへの移動中に損傷を受ける可能性のあるセンシティブな検体を隔離する防振ボックスを設計しています。グレネルグ防振チームは、大きな防振効果を達成できるボックスを開発したEthan Campbell、Austen Rohmann、Cameron Golwayの学生で構成されます。この3人の学生は、Enidineコンパクトワイヤロープアイソレータをサイズ設定して選択し、質量中心のバランスを取り、内部の重要な貨物に対して十分な分離を提供するというような方法で設置を行いました。

アイソレータは、すべての方向で同じ動的剛性を提供するというような方法で配置されています。これは通常、この種のアイソレーションシステムの課題になります。これらのグレネルグの学生は、重力環境下に置かれた荷積みロッカーに対してあらゆる方向で均等な分離を維持するという素晴らしいジョブを行いました。

このプロジェクトの次のフェーズは、メリーランド州から約30マイル離れたゴダード宇宙飛行センターでこの防振ボックスの性能を試験することです。Enidineは設計プロセスを進めるうえでこのチームが最善の成功を収めることを願っており、弊社では国際宇宙ステーションに対する今後の配送の設計を見守っていきたいと考えています。